ブログ
写真撮影について
こんにちは!メディカルデザインでデザイナー / カメラマンを担当している大和田です。初めてのブログでお見苦しい箇所あるかもしれませんが、よろしくお願いします。
弊社は、医療特化のウェブサイト制作会社ですが、そこで使用する画像などは一切外注せず、自分たちで撮影・現像を行います。写真用機材はカメラから照明、その他備品まですべてプロ仕様のものを用意しておりますので、仕上がりのクオリティはお任せください。現在メインカメラマンとして私が現場に伺い、撮影にあたっています。これまで様々な医療現場でシャッターを切ってきましたが、病院ごとにカラーがあって、たくさんの発見があります。
現在使用しているカメラのご紹介
現在使用しているカメラのご紹介です。以前はNikonで固めていた装備も一年ほど前に一新し、今ではCanonのEOS R3を使用しています。もちろんフルサイズミラーレスですので、めちゃくちゃ軽いし静か!また、画質に関しても約2410万画素の解像力!
少しマニアックになりますが、スペックはこちら
- 有効画素数約2410万画素
- センサーサイズ:フルサイズ
- 連続撮影速度約30.0コマ/秒
- 液晶サイズ:3.2型
- デュアルピクセルCMOS AF Ⅱ
- 常用ISO100〜102400
- 映像エンジンDIGIC X
- 6K / 60P
- 質量約1015g
Canonのフラッグシップモデルなだけあって、機能がてんこ盛りなカメラなんです。それを弊社では2機用意しております。
レンズについてのご紹介
撮影では以下の3種類のレンズを使い分けています。
- 標準レンズ:RF24-70mm F2.8 L IS USM
- 広角レンズ:RF14-35mm F4 L IS USM
- 単焦点レンズ:RF85mm F1.2 L USM
標準レンズ・広角レンズ・単焦点レンズの3本で、それぞれ役割があります。
標準レンズ
標準レンズは標準域での焦点距離を持ち、標準域とは人が見る景色に近い画角範囲のことです。なので、目で見た景色をそのまま表現しやすく、構図を決めるのが比較的簡単となっています。ちなみに焦点距離とは、写真に映る画角のことを言います。撮影では基本的にこの標準レンズを積んでおります。狭い場所、広い場所、暗い場所、明るい場所、あらゆる環境で活躍してくれる相棒です。
広角レンズ
広角レンズは、その名の通り広い範囲を写すレンズのことで、焦点距離が短いのが特徴です。手前にあるものが大きく、遠くにあるものが小さく写りますので、遠近感をより強く感じる写真が撮れます。また、ボケに強く、ピントが合う範囲が広いのもポイントです。狭い場所や敷地全体を撮影する時に活躍してくれます。
単焦点レンズ
単焦点レンズは、標準レンズ・広角レンズと大きく異なり、ズームができず焦点距離が決まっているので画角が固定されているレンズで、一見機能的に標準レンズに劣るだけでメリットがないのではと思うかもしれません。しかしこのレンズの強みは「美しいボカし」にあります。ズームができるレンズに比べ、画質がよく明るく写りますし、より自分の思い浮かべるボカシ表現が可能になります。ポートレートなど、人物をメインに撮影したい時は、単焦点レンズを使用することにより背景が綺麗にボケてくれるので、人物にしっかりとフォーカスしたドラマチックな画像を撮ることができます。
といった感じで、簡単に各種レンズの役割を書いてみましたが、カメラの世界は奥深いものです。当たり前ですが機材が良くても、使い方次第で良し悪しが決まります。技量ですね、カメラマンの腕とカメラのスペックがうまくマッチすると最高のパフォーマンスとなるのですが、そのためにはとにかくたくさんの撮影に行き、たくさんシャッターを切るのみ!私ももっともっと上達し、さらなる高みを目指しています。
撮影する時に意識していること(超基本)
撮影ではものすごく基本的な部分ですが、意識しなければいけないポイントがあります。
- 白飛びさせないこと
- 写したいものをボカさないこと
この2つ!!白飛びしてしまうと、現像するときにどうしようもなくなってしまう場合があります。なので、まずは明るくしすぎないようにすることを心がけます。そして、写したい人や物にしっかりとピントを合わせ、ボカさないことも大切で//す。これらは超基本の簡単なことですが、非常に大切なことだと思います。思うと懐かしい写真を始めたあの頃。頑張ってとったけれど肝心な部分がボケてしまったり、白飛びしていたり。私も悔しい思いをたくさんしました。今でも初心は絶対に忘れず、基本を大切にしつつアドバンススキルを磨いています。もちろん自分のことばかり気にしていてはダメです。被写体の方のモチベーションを高めて、最高の瞬間を引き出してあげることもめちゃくちゃ大切です。コミュニケーション能力ですかね、これは苦手な人もいるかもしれませんが、たくさん撮影していくとそのうち自然にできるようになります!