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ChatGPTをWeb制作に活用

社員の日常

こんにちは、Web更新チームでコーディング作業を普段行っている北原です。

随分前から話題になっているChatGPTwpつい最近まで全く触ることすらしてこなかった私ですが、夏前から在宅から出勤に変わって周りを見渡したら会社の人がみんなChatGPTを活用しており、流石に使ってみるかと思い使ってみたらその利便性に感動しましたので、まだまだ使いこなせてるとは言えませんが、ChatGPT初心者ながらにその感動を込めてWeb制作におけるChatGPTの使い方をいくつか簡単にではありますがご紹介させていただきます。

コーディングのサポート

Web開発におけるコーディングのサポートに非常に役立ちます。初心者から経験豊富な開発者まで、幅広いレベルに対応したサポートを提供し、効率的な作業を支援してくれます。

ChatGPTは、C、C++、Python、Java、JavaScript、PHP、Go、アセンブリ言語など、多様なプログラミング言語に関する知識を有しています。PythonやJavaといった利用者が多いプログラミング言語だけでなく、MATLABやLispといったマイナー言語の知識も保有しているため、情報が少ないプログラミング言語の情報を探したい場合に活躍します。

また、自分の専門ではない言語を使用したい場合にも、ChatGPTにプロンプトを与えれば必要なコードがすぐに取得でき便利です。

コードの修正と最適化

ChatGPTは、アドバイザーとしての役割も果たします。コーディングを行った後、ChatGPTでチェックすることでエンジニア自身が見落としていたエラーを発見したり、自分では思いつかないような新たな視点でコードに対するアドバイスをもらったりできます。他のエンジニアにレビューを依頼する代わりにChatGPTを上手に活用することで、品質の向上が期待できます。

コードの生成

ChatGPTは、さまざまなプログラミング言語に対応したコードを生成できます。例えば、「レスポンシブなナビゲーションメニューを作りたい」といった要望に対して、具体的なコードを提供します。

ChatGPTは、コードの修正や最適化において、非常に有用なツールです。コードが正しく動作しない場合や、より効率的なコードが必要な場合に、ChatGPTは問題を特定し、適切な修正案を提供することができます

バグ修正のサポート

コーディングの際、予期しないバグが発生することはよくあります。こうしたバグを修正するためには、まず問題の原因を特定し、適切な解決策を見つける必要がありますが、これは特に初心者にとって難しい場合があります。ChatGPTは、バグ修正の際に以下のような形で支援してくれます。

・エラーメッセージの解析

開発者が遭遇するエラーメッセージは、特に未経験の開発者にとって難解な場合が多いです。例えば、「このclassコードがエラーを出しているけれど、何が原因かわからない」というような質問をChatGPTに投げかけると、エラーメッセージを解析し、問題の原因を説明します。具体的な解決方法も提示してくれるため、開発者は迅速にバグを修正することができます。

・コードの不具合の診断

ChatGPTは、提供されたコードの問題点を特定し、その修正案を提示することが可能です。たとえば、「このCSSコードが正しく動作しないのですが、何が問題でしょうか?」と尋ねれば、コードのロジックや構文の誤りを指摘し、修正案を提供してくれます。また、修正後のコードの動作についても詳細に説明してくれるため、バグを根本的に解決するのに役立ちます。

複雑な内容に使うことも多いですが以外と初歩的なミスを探す際(;で閉じていなかったり、divの閉じタグが足りていなかったり)に活用でき日々の作業に役立てます。

コンテンツ作成とライティングの支援

Web制作において、コンテンツはユーザーの関心を引きつけ、SEOにも大きな影響を与える重要な要素です。ChatGPTは、文章作成やコンテンツの改善において強力なツールとなります。

文章の生成

説明文、商品紹介など、さまざまなコンテンツをChatGPTに依頼することで、自動的に文章を生成できます。たとえば、「製品のランディングページ用のキャッチコピーを提案してほしい」といったリクエストに応じます。

コンテンツの最適化

既存の文章をより魅力的でわかりやすく、かつSEOに最適化するために、ChatGPTに修正を依頼することも可能です。「この製品説明をもっと簡潔で分かりやすくしてください」や「SEOを考慮したページタイトルを提案して欲しい」といった要望にも対応します。

ChatGPTを活用する際の注意点

上記の他にも使い方によっては色々な活用方法があるかと思いますが、ChatoGPTを使うときには注意点もいくつか存在します。

具体的な質問をする

いまいな質問ではなく、具体的な要望や状況を伝えることが重要です。詳細が多いほど、より的確な回答が得られます。

: 「ナビゲーションメニューを作成してください」よりも、「レスポンシブなナビゲーションメニューのHTMLとCSSを教えてください」の方が具体的です。

コードの確認とテスト

生成されたコードは、必ず実際の環境で確認し、テストを行ってください。特にエラーが発生しやすい部分や、依存関係があるライブラリについては注意が必要です。

セキュリティに留意する

ChatGPTが提供するコードやアドバイスは、セキュリティに関する観点が必ずしも考慮されているわけではありません。特に、ユーザー入力を処理する場合には、必ず適切なバリデーションやエスケープ処理を行う必要があります。

最新情報が反映されていない可能性

ChatGPTが生成するコンテンツは、必ずしも専門家によるものではないため、情報の正確性や最新性を確認することが重要です。特に技術的な内容やトレンドに関しては、自身でリサーチを行うことが推奨されます。

まとめ

ChatGPTは、従来の手作業で行われていたコーディングやエラー解析のプロセスを自動化し、効率を大幅に向上させるための非常に有用なツールです。しかし、高品質な回答を得るためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。また、情報の正確性やセキュリティに関してリスクがあることも理解しておくべきです。

ChatGPTとうまく付き合い効果的に運用していきましょう。