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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
お久しぶりです。デザイナーの田中です。
涼しくなってきて大分過ごしやすい季節になりました。いろいろなところに足を運ぶ機会が増えそうです。
今回は私がとても好きな舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』についておすすめポイントなど下記の内容をご紹介していきたいと思います。
- 舞台単体で楽しめる
- 専用劇場でロングラン公演をしている
- 個人的に好きなところ
- 舞台以外にも見てほしい近隣のお店
- おまけ:webサイトにもある専用だからこその利点!
1.舞台単体で楽しめる
『ハリー・ポッター』シリーズは原作である書籍は全11巻、映画は全8作品のとても長いお話です。映画のストーリーは原作に比べて大分駆け足のストーリー運びとなっているのですがそれでも8本って多いですよね。
『ハリー・ポッターと賢者の石』から70年前のお話を描くスピンオフの『ファンタスティック・ビースト』シリーズも入れたらそちらも3作品が公開されているため全部見ようとすると大変です。
『呪いの子』は一作品完結
いろいろな人におすすめしているポイントなのですが『呪いの子』は『ハリーポッター』シリーズ『死の秘宝』から19年後のホグワーツが舞台であり、皆さんおなじみのハリー・ポッターが主人公の物語ではなく、彼の息子とドラコ・マルフォイの息子が中心となり進んでいく物語となっています。
そのため、ホグワーツでは魔法を教えているくらいのざっくりとした知識があれば今までのシリーズを見ていなくても楽しめると思っています。
加えて『呪いの子』自体は1作品で完結しているため、後日譚である関係上『ハリー・ポッター』シリーズの内容のネタばれは物語の中でチラホラと出てきてしまうのですがシリーズの入口として個人的におすすめしています。
運が良ければ安価なゴールデン・スニッチチケット
この舞台では毎公演、わずかな枚数だけ発行される希少な”ゴールデン・スニッチチケット”というものがあるのですが、ものすごく短く説明すると抽選にあたると安価で観劇することが可能なチケットです。
土日祝日でも意外とあたるため、見てみたいけど高いんだよなという方はよければ抽選に参加してみてください!
2.専用劇場でロングラン上演をしている
2022年から現在までTBS赤坂ACTシアターの専用劇場でロングラン上演をしています。
今までいろいろな舞台を観劇してきたのですが、舞台やミュージカルは数週間から数か月の間ホールなどを借りて期間限定で上演をするという形をとる演目が多いです。皆さんに身近なもので例えると映画と似たような感じでしょうか。
そういった演目が多い中『呪いの子』は専用劇場で公演期限を設けずに長期にわたって連続公演を行っています。
ロングラン公演の良いところ
ロングラン公演とはその名の通り長く一つの演目を連続公演をすることです。
長く上演していることによりお客さんが分散するため土日祝祭日でも比較的チケットがとりやすいので助かります。
観劇後に、もう一度みたい!となった際には現時点では公開期間が決まっていないため何度でも足を運ぶことが可能です。
私は気に入った映画や舞台は通うタイプなのですが『呪いの子』は現在までに6回ほど見に行ってしまいました。DVDなどになってしまうとどうしても実際の舞台にはあった音響や演出などの迫力が減ってしまうので公演中に何度も見に行けるというのは嬉しいポイントです。
専用劇場の良いところ
専用劇場とはざっくりいうとその演目を上演するための劇場です。
ディズニー作品の演目をよく行っている劇団四季もいくつか専用劇場がありますね。
今回おすすめしたいのが会場全体を使ったギミックがいくつかあることです。
いわゆる演者がいる舞台に大がかりな舞台装置があるというのはいくつか見たことがあったのですが、私たちが座っている客席のほうにまで思いもよらないところからの客降りや仕掛けがあったのは私にとってはこの演目がはじめてでした。
会場全体をつかう仕掛け以外にも魔法を演出するための工夫が沢山あるのですがどれも本当の魔法なのかなと思うほど迫力があり感激してしまいます。
夢のない話をするとしくみが気になって何度か最前列のチケットでも観劇したのですが私はまったくわかりませんでした。
期間限定の会場を借りての公演だとおそらくここまで大がかりな演出は難しいような気がするため、魔法を演出するための舞台装置などはおそらく専用劇場だからこそのよいところだと思っています。
ダイナミックな魔法を体感したいという方に是非おすすめしたいです。役者さんの表情までしっかり見たい、魔法の演出を間近で見たいという方には前方中央の席、会場全体のギミックなどを見たい、登場人物を常に視界におさめて物語の流れを俯瞰したい方には全体を見渡せる二階の席がいいと思います。田中は二階の壁側の席がお気に入りです。壁にある照明もホグワーツ風なアンティークな感じになっていてかわいいですよ。
3.個人的に好きなところ
売店
会場入り口を入ってすぐに売店があるのですが、なんと休憩中のみ開演前、終了後とは異なるディスプレイになります。
特にお知らせもないので私自身展示が変わってることに気づいたのは3回目の観劇でした。舞台の進行度に沿った内容になっているためお手洗いなどの用事がなくとも休憩中に売店を覗きに行ってみてほしいです!
場面転換や物の見立て
完全な暗転を使った場面転換が少ないのがとても印象的でした。
暗転をせずにどのように場面転換をするかというと、前のシーンで使っていた道具たちを演者さんが別のものとして見立てて設置してからはけることで次のシーンでは別の場所として成立させていたシーンがいくつかありました。
生徒たちははじめトランクををもって登場するのですが、そのトランクは列車の座席やちょっとした階段、後半にもいろいろなものに見立てられて登場します。
大がかりなその場限りの舞台装置も好きなのですが、学生演劇の出身なので「あ~そんなこともできたのか!」と思ってしまうような発想の勝利から作り出す空間にどうしてもひかれてしまいます。
完全な暗転による場面転換は使いどころによってはぶつ切り感がでてしまうのですが、物の見立てによって暗転をしない場面転換が多いからこそいざ暗転が来るとこのあとは全く別のところに行くんだ…と進行の強弱が出て物語が引き締まっているように感じます。
4.舞台以外にも見てほしい近隣のお店
ハリー・ポッター マホウドコロ
ローブや杖などをはじめとしたグッズの販売を行っているお店です。
以前は予約が必要だったのですが、今は必要ないみたいなので舞台を見に行くことがあれば立ち寄ってみてほしいです。物語の世界観を散りばめた外装内装になっており、店内にはフォトスポットもありますよ!
ハリー・ポッター マホウドコロ 赤坂 Wizarding World Street店
Harry Potter Cafe
こちらも舞台近くにあり物語イメージのメニューが多くあるカフェです。肖像画やパトローナスなど雰囲気があります。テイクアウトも可能なのでぜひ!
webサイトにもある専用だからこその利点!
専用劇場だからこその良いところとして大がかりな演出を上げましたが、実はwebサイトにも伝えたい情報に特化した専用サイトが存在し、専用サイトならではの利点があります。今回は専用サイトの中でも採用サイトに焦点を当てて少しだけ紹介します。
web求人媒体との違い
web求人媒体は今回の舞台の話でいえば、期間限定で借りるタイプの会場です。
ずっと情報を掲載し続けられるのではなく、期間をきめ広告費用を払うことで採用情報を掲載することが可能です。
web求人媒体はある程度のテンプレートがあり、最低限の情報を掲載することはできますが、掲載できる文章やコンテンツ、画像などにいろいろな制限があるため伝えたい情報をすべて伝えられるかというとそうとも限らないのが現状です。
入社後のミスマッチを軽減
採用サイトを作成する場合は公開期限やコンテンツを気にせず必要な分だけ掲載できるため、求職者の情報不足からくる入社後のミスマッチを軽減させることが可能です。
長期的な目で見た経費削減
最初こそサイト制作に時間と費用面のコストがかかりますが一度制作してしまえば、都度広告費用を支払い期間限定で掲載するよりも最終的に経費を抑えることが期待できます。
効果測定をして日々アップデート
アクセス解析などを行い、どのようなワードからサイトに訪れているのか、閲覧数が多いのはどページかなどを調べ、求職者にとって必要な情報をより充実させていくことが可能です。
自社サイトとの違い
ターゲット層を意識した作り
自社サイトもコンテンツ量を気にせず情報を掲載することが可能なのですが注意したいのは自社サイトのターゲット層です。
病院サイトの場合、ターゲット層はおそらく患者さんや紹介を想定した他院の先生、救急搬送の参考などにするための救急隊の方などでしょう。その場合ページの見やすいところに配置されるのは受診方法や医療情報など。
求職者の方がそういった情報がメインでみたいかというとそうではないことが多いです。
そのため採用専用のサイトを作ることで求職者の方が気にすることが多い教育体制や福利厚生などをメインにアピールすることができます。
情報だけでなく、デザインもターゲット層を意識したものを作成することでより採用サイトとしての効果が高まります。
さいごに
『ハリー・ポッターと呪いの子』と採用サイトについて少しだけ紹介させていただきました。どちらも興味を持っていただけたら嬉しいです。