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看護部の撮影に行った日
先日、東京都立墨東病院様へ看護部の撮影に行ってきました! こちらの病院での本格的な看護部撮影は初めてということもあり、気合いを入れて臨みました。
普段から医療関係の撮影にはたくさん伺っておりますが、病院によって雰囲気や働く方々の特徴が異なるため、新しい場所での撮影は毎回ワクワクします。今回は特に、看護師さんたちの仕事風景をリアルに伝える写真が求められていたので、自然な表情や動きが撮れるよう心がけました。
いざ病院へ!
朝、撮影機材を持って出発。電車に揺られること10分ほどで最寄り駅に到着し、そこから徒歩5分で病院へ向かいました。
玄関から入り、看護部へ直行。病院の受付を通ると、すでに病院内は忙しそうな雰囲気。患者さんの案内をするスタッフ、診察を待つ人々、そして慌ただしく動き回る看護師さんたち。医療現場の活気に触れると、「この一瞬一瞬をしっかり写真に残したい」と改めて思いました。
まずは撮影の打ち合わせ。担当の方と一緒に、2日間にわたる撮影の流れを確認しました。病棟やナースステーション、処置室、外来フロアなど、さまざまな場所での撮影が予定されており、患者さんのプライバシーに十分配慮しながら、リアルな看護の現場を伝えることが求められます。
撮影スタート!
最初は一般病棟から撮影を開始しました。ナースステーションでは、看護師さんたちがパソコンで記録をつけたり、情報共有をしている様子、カンファレンスの様子などを撮影。初めは皆さんカメラを意識して少し緊張した雰囲気もありましたが、会話をしながら進めるうちに自然な表情に。お互いに情報交換しながら真剣に業務に取り組む姿が印象的でした。
続いて病室での撮影。患者さんのケアをしている様子や、ベッドサイドで優しく声をかけているシーンを撮らせてもらいました。特に印象的だったのは、ある看護師さんが患者さんの背中を優しくさすりながら話している姿でした。看護師さんの手の温もりがそのまま患者さんの安心感につながっているようで、「看護の力ってすごいな」と改めて実感。こうした瞬間を写真に収められることが、この撮影の醍醐味です。
さらに、処置室では点滴の準備をしている様子や、薬剤を確認する慎重な姿勢を撮影。看護師さんたちの仕事は、優しさだけでなく、正確さと迅速な判断力が求められることを再認識しました。

休憩時間はのんびりと
午前の撮影を終え、待ちに待ったお昼休憩! 病院内の食堂や休憩室も気になりましたが、今回は外へ繰り出すことにしました。駅前の商業施設へ向かい、スタッフと一緒にランチを楽しむことに。
撮影中は集中している分、こうした休憩時間はリフレッシュのチャンス。しっかり食事をとり、食後のコーヒーも堪能。病院の撮影は移動も多く、思っている以上に体力を使うので、こうした時間がとても大切になってきます。カメラマンとしても、午後の撮影に向けてコンディションを整える貴重な時間でした。
午後の撮影も順調に
看護師さんたちの仕事は、病棟内だけではなく、院内のさまざまな場所で幅広く行われています。診察の補助、患者さんの移動のサポート、家族への説明、さらには医師との連携など、本当に多岐にわたる業務をこなしていることに改めて驚かされました。

最後のカット、そして感謝
撮影の最後は、看護部の皆さんの集合写真。最後にはとても素敵な表情を見せていただきました。
撮影が終わった後、看護部の皆さんから「ありがとうございました!」とお声がけいただいたときは、嬉しい気持ちでいっぱいになりましたね。幾度となくさまざまな病院で撮影をしてきましたが、やはり「ありがとう」という言葉をいただけると、この仕事のやりがいを感じます。忙しい業務の合間をぬって撮影に協力してくださった皆さんには、本当に感謝の気持ちしかありません。
撮影を終えて
今回の撮影を通して、墨東病院の看護師さんたちの温かさや、患者さんと真剣に向き合う姿勢を間近で見ることができました。病院の中で看護師さんたちはまさに縁の下の力持ちであり、患者さんにとっては心の支えとなる存在。そのことを改めて実感することができた貴重な経験でした。
また、看護の仕事は大変なことも多いですが、その分やりがいも大きいということを改めて感じました。何気ない一瞬の笑顔、優しい声かけ、患者さんを気遣う目線、どれもが看護の現場の温かさを物語っています。
撮影した写真を通して、少しでもその雰囲気や想いが伝わればいいなと思います。看護部の皆さん、本当にありがとうございました!